AIにフロントエンドを書かせると、紫グラデーション・左端の縦ストライプ・似通った配色といった「いかにもAIが作った見た目」に収束する。Impeccableは、その手癖をデザイン語彙としてエージェントに与え直すツール。Claude Code、Cursor、GitHub Copilot、Gemini CLI、Codex CLI に対応する。
中身は23のデザインコマンドで、それぞれがタイポグラフィなどの規律にひもづく。/typeset はタイポグラフィ、/colorize は配色、/animate はモーション。ほかに Bolder、Quieter、Distill、Polish、Overdrive など、仕上がりのトーンを指示するコマンドが並ぶ。
もう一つの柱がスロップ検出。gradient-text、side-stripe-border、ai-color-palette など44個の決定論的ルールで、生成物に残るAIの典型パターンを機械的に弾く。npx impeccable detect src/ でCLI実行でき、JSON出力とexit code に対応するのでCIのビルドゲートに組み込める。Web上のスロップをその場で可視化するChrome拡張もある。
設計の前提として、既存のデザイントークン・コンポーネント・規約を継承する。プロダクト要件は PRODUCT.md に一度書けば使い回せ、出力する DESIGN.md は Google Stitch 仕様でポータビリティを確保する。ブランド向け(ランディング)とプロダクト向け(ダッシュボード)でモードを切り替える点も実務寄り。
Claude Code なら /impeccable init で導入。作者は Paul Bakaus。